ワキの汗を抑える治療

交感神経の異常が多汗症の原因に

精神的に緊張したときや気温の上昇により、アセチルコリンの放出が増え、いっきに汗をかいてしまいます。

多汗症の原因

多汗症は、緊張することで手の平やワキ・頭部などに大量の汗をかく症状です。
「緊張性多汗症」といい、辛いものを食べたりして大量の汗をかく場合などは「味覚性発汗」と呼び区別していますが、ほとんどのケースが緊張性によるものです。


どうして大量に汗をかくのでしょうか?

汗は「アセチルコリン」と呼ばれる神経伝達物質が放出されることで、汗腺が刺激を受けて出ますが、多汗症の場合、自律神経のひとつである交感神経が異常に働くことで、アセチルコリンの放出がさらに増え、通常の人よりも多くの汗をかくようになります。

ただし、常に汗をかいているわけではなく、精神的な緊張や運動・環境温度の上昇などにより体温変化などがあると、汗がいっきに出ます。

つまり、よく言う"冷や汗"などは緊張や不安から汗をかくのですが、多汗症の場合はそれ以外にも、交感神経の活動が異常に活発になることで大量の汗をかいてしまうのです。他にもホルモンバランスの崩れや、遺伝が原因の場合もあります。

また、多汗症には「エクリン汗腺」が深く関係しています。エクリン汗腺は、唇と外陰部以外の全身の皮膚の浅い部分に分布していて、多汗症はこのエクリン腺からの汗の量が多くなると考えられています。

いずれにせよ、全身に大量の汗をかく場合は、内分泌・代謝性疾患や膠原病、悪性腫瘍、中枢神経疾患なども考えられますので、早めの治療が必要となります。

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